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高血圧について

「高血圧」とは 血圧(血液が血管壁を押す力)が正常範囲を超えて上昇した状態を高血圧と呼びます。 血圧は1日の行動(食事や入浴、運動など)により一時的に上昇することがあり、これは体にとって自然な反応と考えられますが、高めの状態が持続していることが確認されると、高血圧症と診断されます。 血圧が上昇しても症状として自覚することはあまりありませんが、持続的に血圧が高い状態が続くと、血管にはダメージが蓄積していきます。 このため、高血圧状態が放置されると、脳卒中(脳出血・脳梗塞)・心筋梗塞・心不全・腎臓病・動脈硬化など、命や生活に大きく関わる病気を発症する危険性が上昇します。 前述したとおり、高血圧は自覚される症状を引き起こさないため、知らないうちに血管が硬化する(硬くなる)などの血管障害が進行していることがあります。 そのため、症状がなくても家庭での血圧測定を習慣にすることが大切です。 一般的には、診察室で測った血圧が140/90mmHg以上(家庭血圧では135/85mmHg以上)の場合、高血圧とされています。 一方で、診察室血圧130/80mmHg未満(家庭血圧では125/75mmHg未満)が治療目標の目安とされています。 高血圧は、今日・明日で急に悪くなる病気ではありません。 しかし、将来の合併症を防ぐためには「一時的に血圧を低下させる」ではなく「血圧をコントロールし続ける」ことが大切です。 だからこそ「今は大丈夫」と思わず、日々の食事や生活習慣を見直しましょう。 血圧は、食事・運動・体重・睡眠・内服など日々の治療の継続が必須となります。 無理なく続けられる方法で、一緒に考えていきましょう。