リアルタイムCGM
(FreeStyleリブレ、デクスコムG7)
間質液中のグルコース濃度を毎分記録して15分ごとに保存することで、血糖値の変動を見える化する、糖尿病の血糖自己管理を強力にサポートしてくれる機器です。
最長10~14日間の装着が可能であり、入浴をはじめ水中でも装着したまま過ごせる防水仕様ですので、日常生活への支障もありません。センサーは500円玉程度のサイズであり、腕に貼り付けて装着します。専用リーダーだけでなく、対応したスマートフォンをかざすことで計測が可能です。センサーは使い捨てですので、洗浄や消毒の必要もなく、清潔面でも安心できます。
リアルタイムCGMの保険適用
2022年4月1日に保険適用範囲が拡大し、1型・2型の糖尿病があり、インスリン製剤の自己注射を1日1回以上行っている方が保険適用されるようになりました。
対象にならない場合も、ご希望がありましたら自費診療としてリアルタイムCGMの使用が可能です。
インスリンポンプ
皮下にカニューレという細く柔らかいチューブを留置することで持続的にインスリンが注入され、血糖コントロールが可能になる治療法です。自己注射によるインスリン療法では十分なコントロールが困難なケースや、厳格な血糖コントロールを必要とするケースで検討されます。
24時間持続的に基礎インスリンと(超)速効型インスリンが注入でき、必要に応じてボタン操作による追加インスリンの注入も可能です。
インスリンポンプ療法の特徴
基礎インスリンを24時間、連続的に注入して血糖を正常に保ち、食事などに合わせて必要な際にはボタン操作で追加インスリンを注入できます。患者様がご自分のライフスタイルに合わせて血糖値をコントロールし、健康な方の膵臓の働きに似た状態を維持することが可能になります。
インスリンポンプ療法による
血糖管理
メリット
- ボタン操作でインスリンを注入できるため、人目が気にならない
- 針を刺す頻度は、2日~3日に1回程度
- 曜日やスケジュールなどに合わせてインスリンの注入量を随時変更でき、生理的なインスリン分泌に似た状態を維持可能
- 追加インスリンの注入方法を食事内容などに合わせて選択可能
デメリット
- デバイスの動作やセンサーの問題によってストレスがかかる可能性がある
- バッテリー交換や機器のケアが必要
- 皮膚に装着するセンサーによる皮膚トラブルが生じる可能性がある
インスリン療法には注射以外にも選択肢があり、患者様がご自分に合った方法を選べることを当クリニックでは重視しています。ライフスタイルやニーズに合った方法を選ぶことで、QOLを向上できます。当クリニックではインスリンポンプ療法も可能ですので、検討されたい場合はお気軽にご相談ください。
DEXA
当クリニックでは、最も高い精度で骨密度を計測できる最新鋭のDEXA(デキサ/ Dual Energy X-ray Absorptiometry)法検査が可能なX線骨密度測定器を導入しています。
DEXA法による検査では、2種類のX線を照射して骨密度を計測しており、超音波法・MD法・CT法などによる骨密度検査に比べ、高精度な検査が可能です。
また、患者様への負担も軽減されており、計測は撮影台に横になって頂くだけで行うことができ、体位を変える必要がなく、痛みなどの不快感もありません。また、検査の所要時間も短くなっています。
DEXA法の特徴
- 骨密度を正確に把握するために計測が必要とされている腰椎と大腿骨部の検査を行っています。
- 腰椎と大腿骨部の2部位を検査しますが、体位を変えずに行うことができ、短時間に検査を行えます。当クリニックの骨密度検査の所要時間は5分程度ですが、一般的な骨密度検査には12分程度かかります。
- X線の照射量は、胸部レントゲンの1/6となっており、被曝量が大幅に抑えられています。
肝脂肪化・繊維化測定
当クリニックではキャノンメディカルシステムズ社製の超音波診断装置を用いて肝脂肪化定量検査(Attenuation Imaging: ARI)、肝繊維化定量検査(Share Wave Elastography: SWE)を行っております。一般的な超音波検査と同じで右脇腹にゼリーを塗ってプローブと呼ばれる超音波発生・受信装置をあてるだけで測定を行いますので、痛みなどは一切ありません。過食、肥満、糖尿病合併を認める患者さんでは脂肪肝が高率に合併していることが知られており、放置すると肝硬変や肝臓がんを発症するリスクが高まります。本検査を用いて評価を行うことで、脂肪肝の進んだ患者さんには脂肪肝の改善効果を有する薬剤を選択することで肝硬変や肝がんの発症を予防します。
